ちくわおじさんが館長をされている
桃太郎からくり博物館。


おじさんは、ちくわに穴を開けて笛を作って吹いています。
かなり繊細で美しい音色です。ちくわなのに！

受付のお兄さんがいくつかのからくりを説明してくれます。
随分素朴で手作り感漂うかわいい博物館でした。

クリスマスイブにひとりで訪れた私に、お兄さんは指で（ひとり？）と確認しました。
確かにここは誰かと来て、わいわいとまわるほうが楽しいかもしれませんね。












古い町並みを歩きます。











「蟲文庫」という古本屋さんと
「fuca 1016」という雑貨屋さんに
行きたかったのです。


本通り商店街をぬけた東町通りのあたりに、
いろいろなお店が立ち並んでいました。

どこもとても当たり前の顔をしていて、
庶民的で生活感があって、
無駄に主張することもなく、
エネルギーに満ちている、そんな感じでした。

そこに居るどの世代の人達も、おなじように自然で、元気です。










なんだかかっこいい鳥でした。

なにをおもってるのか。







倉敷は、なんだか素朴でした。
素朴に、暮らしを美しくするもの、楽しくするものが、そこかしこにあるように感じました。

花や木や葉っぱなどをそのまま使ってつくったアクセサリー。
まつぼっくりのピアスなんか、本当に素敵でした。

倉敷民藝館からはじまり、そのあと何回も出会った「倉敷ガラス」。



とてもシンプルであたたかくて、懐かしくて柔らかい光をまとったガラスのコップ。
帰り道で入った融民芸店では、偶然、倉敷ガラスの展覧会をしていて、
作者の小谷栄次さんがおられました。
結婚式の贈り物で倉敷ガラスを注文しにきていた（と思われる）お二人が、
偶然小谷さんに出会って、とても嬉しそうにしていました。
小谷さんもとてもあたたかくて柔らかそうな方でした。
私には少し高めでしたので、今回は買いませんでしたが、いつか買いたいと思います。




倉敷は、住みたくなるくらい、居心地のいい町でした。



帰りはぐるりと、伯備線から吉備線に乗り換えて山の中を抜けて岡山に戻りました。
違う路線に乗るのも、旅の楽しみです。



△ ありがとうございます

阪神淡路大震災で悲惨な状況になった神戸。
復興と再生への夢と希望を託して、震災の年、1995年にはじまっています。
犠牲者への鎮魂の意が込められています。
ルミナリエは、「鎮魂の灯火」です。

ですが、膨大な電力を浪費することになりますし、やはり費用がかかります。
開催期間も短くなり、（クリスマスを待たずに終了します）
会場のまばゆい‘灯火’のしたで、ひっきりなしに募金を呼びかける声がします。

もう今年で最後なんじゃないかと毎年聞きますが、
やはり神戸の方たちにはそれぞれいろんな想いがあるのかもしれません。

規模はもっとささやかなものになってもいいと思います。
私も忘れていましたが、これは、
震災の「鎮魂の灯火」だったのです。










ルミナリエグッズがいろいろありました。
収益は募金として使われるようです。







歴代ルミナリエの、しおり。
　しおり、好きなので。

ちょっと、派手でしょうか。
これでも一番シンプルなのを選んだのです。


1995年から毎年分のしおりとビンパッジが、
会場限定で販売されているらしいです。






今年は、17（日）まで開催しています。

期間中に近くに行くことがありましたら…オススメします。
神戸の冬の風物詩、です。






△ ありがとうございます